今日の一冊#9「僕らのアウトドア図鑑」

今日の一冊#9「僕らのアウトドア図鑑」

今日の一冊。このシリーズももう9冊目になります。今回は長年アウトドアショップのWILD1で働かれていた高橋キヨシロヲさん著「僕らのアウトドア図鑑」です。


お台場のWILD1でこの本を購入しました。高橋さんがご自身のアウトドア人生の中で出会ってきたものや、思い出のエピソードなどが、イラストとともに図鑑のように掲載されていて眺めているだけでも楽しくなります。


主には昭和から平成時代に入手されたものが中心ということで、令和の今でお店に行ったら手に入るものではなく、多分知る人が見たら懐かしいものであったり、私のようなコロナ禍に入ってからキャンプを初めた人からすると、新しい発見になるようなアイテムばかりです。


snowpeakがまだ大文字のSNOWPEAKだった頃のアイテムも紹介されています。

調べてみると、snowpeakは1958年創業なんですね。

物が長持ちするということ

形あるものはいつか壊れるという言葉がありますが、私の経験上、壊れないものは壊れないし、なくさないものは維持でも持ち主についていく、ちょっとなくしても再び見つかる根性をもっているような精神を宿っているものは少なからず存在すると思います。


古いクルマや家って、その中にいるだけで、何か安心したりしないでしょうか。


親の愛情をたっぷりと受けて育った子供が、優しい大人に育つように、長い間持ち主に大事にされていたものが、世代を超えて恩返しをしてくるような。


自然と道具に対する考え方について

私は自然との向き合い方や楽しみ方は十人十色だと思っています。

ブッシュクラフトを楽しむ方がいても良いし、ファイアスターターで火を起こして火を育てていく焚き火を楽しむ人がいても良いし、バーナーで火を付けて、おしゃれな焚き火台を使って楽しむ人がいても良いと思います。


今は便利で素敵な道具が増えたわけですし、活用しても良いし、自然の中にある木や石などだけを使って、頭を使ってその場を凌いだり、予期せぬアクシデントを楽しむことがキャンパーだという方がいても良いと思っています。

あなたのアウトドアライフが今日も素敵なものになるように願ってます。



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